k3の駄文録

テキトーに書いています。

面白く生きてる人間は「レールに沿っているか」なんて気にしないんだよね

例の中退して起業するとか言ってる坊やの件。

 

あのブログの記事、本を読めば世の中のことが(全て)分かる!みたいなちょっと賢しげな小中学生が陥る錯覚を開陳しちゃってるのもあるし、元都知事の件を「失敗は許されるべき」、なんて独自の視点というより的外れなこと書いちゃってたり。

たま~にホッテントリ上がってくるのを、あーなんか頭でっかちな子がいるなーって生暖かく見ていたんだけど、「レールに沿ったつまらない人生」なんて人様の人生を見下した日にゃあ、そりゃ呆れられるよ。まあ、子供の目には世の中は大概そんな感じで見えるし、それで他の人たちを見下したりするのは、若気の至りってやつだから仕方ないんだけどね。

 

そもそも、やりたいことがあるやつはレールがどうのなんてまったく気にしないんだよね。そこに至るためにはレールにも乗れば外れもする。周りにそうやって頑張っている人たちを見つけることができなかったのだろうか。あるいは自分は特別だと思いたくてそういう人たちを認めてないのかもしれない。そういうのを彼が恥じるのはいつになるのか。

 

ちょっと本を読んで「ああこれは自分には無理だ」とあっさり諦めた社長という代物になろうってんなら、その「無理」は克服できたのだろうか? 起業するうえで、簿記2級はちゃんととったのだろうか?

幸いにもプロブロガーなんてのにはならず、なんかのウェブサービスを思いついて舞い上がってるっぽいのだけど、経営学部や情報学部に転籍するとかいう道も考えずに、大学辞めるという選択、どこまでも勉強することから逃げてるように見えるんだよね。

根本的に、今の段階で格安で働いてくれるエンジニア欲しがってちゃ危ういよねぇ。自分でコードを書くべきだよ。事業の一番大事なところを他人に任せるなんて、ひどいリスクだよ。エンジニアに裏切られるとかそういうのじゃなくて、その人が事故に遭ったらその時点で事業は終わるんだぜ? 本気で成功させることを真剣に考えてたら、エンジニア欲しいなんて甘ったれたことは、考えない。家で一人でやるのに企画書なんて必要ない。とっととコードを書けよと。

 

まあ、他の道は断っちゃったわけだから、本気で頑張る以外、道ないよね。起業の手続きやら会計やら税務やら、ソフト設計やらプログラミングやら、そういうのを他人に頼らず自分で必死でやれば、道は開けるはずだからね。