k3の駄文録

テキトーに書いています。

はてなブックマーク - 痛いニュース(ノ∀`) : 梅沢富美男「ハンバーガー40個」 店員「食べて行きますか?お持ち帰りですか?」 梅沢「状況判断できないのか!」 - ライブドアブログ

本文読んでないけどタイトルだけで話終わってるし。

バイトの店員なんだし、マニュアル通りの対応に何の問題があるのかと。ていうか注文の後に「持ち帰りで」って一言添える程度のこともできないガキが偉そうに怒るなと。

 

でまあ、思い出したのが数百ページのサイトリニューアルの案件のデータ流し込みの仕事やったときのこと。

某大手企業グループの正社員のディレクターがですよ、元データの誤字脱字レベルについても「客先に確認しますのでそのままにしてください。」ってな指示を出してくるわけです。そんなん、先に直しといて、客先にはこことここ修正しましたよと事後報告すればいいじゃないですか。こいつはアホかと心の中で思いましたよ。決して言わないけど。

 

Webのお仕事は一時期オフショアにもってかれるとか言われてて、結局品質管理できなくて下火になってるけど、国内でもこのレベルのことやってると、オフショアと変わらないんじゃないかと。それに、誤字脱字までそのまま残しますなんてのは、それこそ機械にやらせたほうがいいわけで。

人工知能とはいえ、文脈の理解はまだ苦手なわけで、それを活かして効率的に仕事をすればいいものをわざわざ客先の許可を取ってから修正しますなんてのは、自ら機械以下にレベルを落としているわけで。その程度の仕事なら、早いとこ人工知能に仕事奪われてくれたほうが幸せになれるよね。

 

個人的にはこういう、統括する人が考えない、指示待ちに徹するなんてことは、どこまでもモノづくりのレベルが下がるんでやめてほしいと思う。

開発途中で退職したエンジニアの責任 東京地判平27.3.26(平26ワ12971) - IT・システム判例メモ

まあ当たり前なんだけど、経営の責任を末端の社員に押し付けるのは非常識よ、と。

この当たり前を分かってない経営者って結構多いよね。

自分も某派遣会社に登録した際、「過失による損害を与えた場合も賠償します」という内容の「身元保証書」なる書面の提出を求められて、「出さないよ」と蹴っ飛ばしたまま働いてますけどね。借金をするわけでも家を借りるわけでもなく、ただ仕事をするのに連帯保証人を用意しなきゃいけないって控えめに言っても非常識だよねと。そもそも大の大人に対して何だこの非礼極まる要求はと。

そういうこと要求する阿呆が、いるんだよね、世の中には。派遣先への影響があるからそういう書類は蹴っ飛ばしたまま働いてるけど、いずれこんな書類を要求するのはやめろというつもりだし、相手がそれにごねるようだったら労基署への通報も視野に入れているところ。

まあ、人であろうと組織であろうと、意識高い系の臭いを放っているところには近づかないほうがいいって教訓。

別にトリコロールでもいいんだよ。ただ寂しいだけ。

Facebookに半透明の青白赤が並ぶようになった。

大きな事件や事故で犠牲者がたくさん出た時、追悼の言葉がSNSやブログにあふれる。

情けないことに、私は見ず知らずの誰かが犠牲になったことに対して悼む気持ちを持つことができない。例えばその事件についてブログに書くとき、社交辞令で追悼の言葉を書くことができない。かわいそうにとか気の毒に、と思うことはあっても、追悼というほど重い気持ちにはならない。それができる人たちには敬意を抱く。

Facebookトリコロールをかぶせている知り合いは、そういうことができる人たちだ。決してボタン一つでお手軽アピール、なんていう軽い気持ちの人はいないだろう。

だからトリコロールカラーにした人たちを批判したいとは思わない。

世界中のいろんな施設が青白赤にライトアップするのに対しては、勝手にやってろ的な無関心を決め込むつもりでいる。

200人どころか4000人余りが犠牲なった911の時ですら、同じ日本人に犠牲があったというのに、他人事にしか感じられなかった自分に、困難に直面したパリの人たちを励まそうとする人たちに何かを言う資格なんてないだろう。

 

ただ、今回の同時多発テロはフランスだけじゃなくて、レバノンでも起きていた。それを知ったのはフランスのテロに関連して、レバノンでも起きているんだよってツイートを見たのが最初だ。

きっと、フランスのテロがなければ、レバノンで200人以上も殺されたことを、全く知らないままで終わっていただろう。もしかしたらちらっとニュースで流れるかもしれないけど、やっぱり他人事で今回も終わっていたことだろう。

 

最近、世界で大きな事件が起きてもテレビなどのニュースで知ることができなくなってしまった。最初に知るのはツイッターだ。航空機事故の時もそうだったし、もう何か月も前から中東で日本人ジャーナリストが行方不明になっているって話は、いまだに日本のマスコミでは報じられていない。

今回のフランスのテロも、日本のマスコミが報じたのはツイッターの情報から何時間も遅れてのことだ。911以来のかなり大きな事件なのに、と違和感を持った。

 

ショックを受けたのは、レバノンでもテロが起きてフランス以上に犠牲者が出ているという事実だった。この時の違和感は、自分に対してのものだ。ああ、自分は頭では中東の問題を知っていても、全然分かっていなかったな、知ろうともししていなかったなと。

正確には、ちょっとは知ろうとしていた。ISに2人の日本人が殺されたあたりから。ろくに英語読めもしないのにアルジャジーラツイッターアカウントをフォローして、多少なりとも中東の空気を知ろうとはしていた。

でも、いつ戦闘に巻き込まれるかわからない、空からISと間違われて打たれたり爆弾撃ち込まれるかわからない、なんて怖さは全く想像がついていなかった。

 

パリで乱射、爆発のテロが起きて、その不安を少しだけ感じることができた。先進国で自分と同じように毎日を送っている人たちが、何の前触れもなく乱射や爆発に巻き込まれる。それを今の自分と重ね合わせることは、どんな生活をしているのか想像もつかない中東の人たちと自分を重ね合わせるよりかは簡単だ。

安保法案が通ったことで、日本も米軍の中東での作戦に参加するようになれば、パリの状況と同じように狙われるだろうという予測はしていた。その脅威が具体的には、今のパリだ。他人事ではない。

そしてもう一つ。

先進各国の首脳が、パリでのテロ事件に迅速に反応して声明を出した。ただ、ベイルートのテロ事件については、何か言ったかもしれないけど報じられてない。言ってないのかもしれない。それでも、同時に起きた2都市のテロ事件で、先進国のほうだけ大きく取り上げられて、より深刻な中東のほうは完全に無視しているかのような状況にショックを受けた。Facebookトリコロールプロフィール機能も、もう一つの被害都市をシカトしているようで、それをやっている人たちにそんな気がないことはわかっているけど、少し寂しい。

どんなひどい状況になっても顧みられることのない中東の状況が、沖縄と被って見えた。そっちにはそう反応するんだ、っていう不条理さは、ずっと沖縄でも感じてきたことだ。だからこっちのほうも他人事ではない。

 

今回の事件でようやく、自分と、欧米と、中東とで、濃淡強弱あれど同じ不安を抱えている人たちとして少しだけ感じることができるようになった。

それを少し敷衍すれば、中東だけではなくアフリカなどで内戦中の国の人たちもまた、それ以上の恐怖にさらされていることが想像できる。今まで、こんな不条理でどれだけの人が犠牲になったのだろう。

 

どうすればよいのかは分からない。ただ、理屈ではなく感情として、少しだけ不条理を共感した今、まずはこの酷い世界の戦争や弾圧で命を奪われた人たちを追悼したいと思う。でもどうすれば、中東の人たちが平穏に暮らせるようになるのか、まだ見当がつかない。

R.I.P

聞いたことのある曲を作っていた人が亡くなったらしい。

全くファンとかそういうわけじゃないんだけど、ちょっと愕然としている。

「ルカルカ~」ってアッパーなユーロビートの曲と、亡くなっちゃったという事実のコントラストのせいだろうか。残念という思いと、せめて冥福を、と。

ふと、ボーカロイドが墓前で立ちすくんでいる情景が見えた気がする。

作り手によって魂を入れられたボーカロイド達はどうなるんだろうと。行き場をなくしてさまようような、あるいはストレージの楽曲の中に焼き付けられた幻影のようなものとして長い時間、その存在を伝え続けるのか。

曲を聴いたことがあるという程度の関わりで何を大げさなと思われるかもしれないけど、なんなんだろうね、この感じは。それだけその曲を気に入っていた、ということなのかもしれない。

他の作品も聴いてみるのは供養になるだろうか。持ち主を失ったアカウントのデータは、いつか消えてしまうのかもしれない。ネットは意外と情報が消える。それは自然なことで、むしろ永久に残るほうが不自然なことなのかもしれないけど、せめてそれを聞きたいと思う自分がいるまでの間は失われないように、手元に複製を残しておきたいと思う。冥福と、感謝の思いを祈って。

自分の色

を持っている人って、かっこいいなあ、って思う。

ニコ動とか見てて、「このつくりって、あれを作った人かな?」って思ってマイリス見ると確かにその人だった、とか、イラストでも、この絵柄はあの人、みたいな。

プロダクトにその人の個性が表れるっていうのは、安心感があるというか。

「こんなイメージのものがほしいから、あの人に頼もう」っていうのが成立するわけじゃない、安定した個性を持ったプロダクトを生み出し続けることができるってのは、すごくいいよなあって。

一朝一夕にできるものではないのだろうけど、自分の色ってどんなのだろうとか。

理想の形はあるけれど、それに自分の個性が乗るほど作りこめていないというか。

修行不足よな。

ツッコミどころ満載の水素自動車否定論

水素自動車に将来性があるかないかはとりあえずおいといて、結構間違いだらけの話が目に入ったため思わずツッコミを入れることにする。www.huffingtonpost.jp

上記記事では

・1 容積あたりのカロリー低いため効率が悪いこと
・2 水素タンクは制約が多いこと
・3 スタンドでのチャージが難しいこと 

 を根拠としてあげているけど、いずれもおかしいところがある。

一つ目は、タンクに入るエネルギー量がガソリンや軽油の10分の1しかない、という点を指摘している。

しかし、水素自動車で使われる燃料電池の出力が低くない限り発電効率は40%前後で安定している、モーターの変換効率も80%を超える。一方の内燃機関の効率はかなり理想的な条件下で20%を少し超える程度。実用上は10%台半ば、とも言われている。

なので、この点でタンクの性能差は5分の1くらいが妥当なところ。

個人的には、一回の充填で500kmも走る必要あるの?とは思う。電気自動車でもやたら内燃機関に比べて航続距離ガーって話は多いけど。

二つ目の水素タンクの制約については事実誤認がある。

 まず、圧力容器にしなければならない、基本は円筒であり、隙間に合わせた形にはできない。材料も分厚い鋼鉄で丈夫に作らなければならない。

 ガスボンベを想像しているようだけど、実際には水素自動車用のタンクはアルミ合金をGFRPやCFRPでぐるぐる巻きにした軽量なものが使われている。

高温場所に積むとタンク内が高圧化し破裂の危険がある。 

そりゃガソリン車も同じ。揮発しやすい、爆発しやすい。ガソリンスタンドは火気厳禁。そんな危険な物が街中にあふれている。水素は可燃域が広いからより注意が必要だけど、ガソリンと同レベルにまで持っていくことは十分可能。

三つ目のチャージの手間や危険性については、いずれも技術的に解決済み。規制が緩くて漏洩するガソリンよりもそもそも漏洩させない水素ガスの方が安全じゃないか、ということもできる。セルフスタンドで火達磨になる人もいるわけで。

そもそもガソリンの給油も昔はスタンドの店員でなければできなかったわけですよ。水素ガスのチャージも、十分な実績ができるまではガススタンドの店員が責任を持ってやればいいわけで。何が何でも最初からガソリンと対抗できなきゃダメって発想がそもそもおかしい。

で、水素吸蔵合金を持ち出しているけど、それは水素自動車を開発しようとしていた人たちが10年くらい前に通過した場所。何で液体水素に近い700気圧まで圧縮しようってとんでもない発想を実現しちゃったのか。水素吸蔵合金も重くて実用的じゃないね、だったら150気圧の規制の壁をぶち破るほうが確実だね、って話。

人工石油に使ったほうがよい

水素自動車に使う水素は化石燃料から抽出してるってのに何を言ってるんでしょうねこの人。え?電気分解じゃないのかって?それが高コストだから化石燃料から取るんですよ。

 

何だそれ水素の意味ないじゃん

 

その通り。

それでも水素自動車を開発するのは、水素が2次エネルギーであり、クリーンエネルギーを元に製造することもできるから。

太陽光発電や風力など、変動が激しく需給バランスを考慮できないエネルギー源を成長させる際、その需給バランスを吸収する媒体として水素がある。

その水素の流通・活用を担う一翼として、水素自動車がある。

もちろん、そうやって作った水素をガソリンの類に活用することも可能。油の改質にこの水素を使ったっていい。

ただ、化石燃料が枯渇したとき、それでも化石燃料を前提にした機械向けに合成石油を使うのですかと。それはすごく非効率ですよね、最初から水素を前提にした機械を今から開発しておけば、すでに石油が枯渇しても混乱なく対応できますよねと。

 

まあ、個人的には燃料電池よりも普通に電気自動車プラグインハイブリッドでいいんじゃね?って思うけど。

 

さて、本文についてはこのくらいで、注釈にも疑問点が。

※※ 民間機の基準を決めるICAO(国際民間航空機関)は、FT法による合成石油は50%ブレンドまでしか認めていない。合成石油は高純度であり、不純物の芳香族を全く含まないが、その芳香族には配管からの漏出防止の役割を果たしている可能性があるための安全策である。

芳香族が配管からの漏出防止って全く意味分からないんだけど。穴があいても芳香族が血小板よろしく塞いでくれるとか?(んなまさか)

臭いで漏出を検知できるって意味だと思うけど、その臭い、天然物でも人工的に添加してますから!残念!・・・専門外のことはちゃんと調べてから書きましょう・・・斬り!

 

・・・拙者、20年前は水素吸蔵合金使った燃料電池車を開発するのが夢でしたから・・・切腹*1

*1:ギター侍って知ってる人どれだけいるんだろう・・・

その製品は会社を現す―軽薄な企業の軽薄な製品―

タッチパネル機能のないキーボード付きiPad・・・このクソダサいモデルも、名前を変えると拍手喝采というのがAppleマジック。
これで価格が約15万円という超高価モデル。
独自のコネクタ規格を作って特許料と高額な周辺機器で儲けて、ある程度時間が経ったらばっさり切り捨ててユーザーに余計な出費を強いるビジネスモデルは今に始まったことじゃないんで、Appleらしい新製品ですね。
http://www.apple.com/jp/macbook/

まあ、僕はPerforma5220で切り捨てられて以来、毒リンゴの呪いからは解き放たれてるんで、次のノートマシンはVAIO Zと決めとります。今はブラウザチェック用にMacOS必要なんでMBPにWindows入れて使ってますが。

 

Macと言えば、昔はデザインやら音楽やらをやる人の御用達だったのですが、Adobe製品もWindows向けが十分な機能を持っている現在、デザインの類をやるのにAppleから離れられないというのはちょっと時代遅れの感すらありますよね。昔はMIDIポート標準搭載、1pc=1ptなど、音楽系も印刷系もMacを使うのが合理的だったんですけどね。グレアパネルなんて、「使わなければ綺麗に見えるが使うと作業の邪魔になる」筆頭ですからね。デザイナーでこれ使うやつは2流っぽく見えます。ていうかMacのディスプレイはたまに勝手にまぶしい設定になってて目が疲れる。ほんと、使わない人向けのデザイン。使う人はノングレアフィルムを貼るしかない。

”曇りなき眼(byアシタカ)”で見れば、Kinect, Vocaloid, MikuMikuDance, Wacomの液晶タブレットなど、先進的でクリエイティブな環境の主力は完全にWindowsプラットフォームに移ってしまって、Macはむしろできない子になってしまっています。
Appleからはもう、先進的な技術が出てこなくなりました。今回のMacBookも、感圧タッチパッド以外はWindowsAndroid陣営の後追い&妥協だらけの技術。薄さのみを優先して、ほかは全てスペックダウン。すぐに陳腐化するスペックで出して、それが先進的なのだ、付いてこいと広告戦略で売る会社。要するに仕事しない(あるいはできない)人向けの高価で軽薄なファッションアイテム。それが新しいMacBook

まあ、AppleがないとMicrosoftが独占企業としてやりたい放題になってしまうので、信者の皆さんはこの宗教企業へのお布施を怠らないように頑張ってほしいと思います。(経営が傾くと、またMicrosoftなどが出資しなきゃならなくなってWindowsユーザーが迷惑こうむりますので)