k3の駄文録

テキトーに書いています。

アルトエコをお迎えした。

購入まで

リッター35kmで価格はダウンですよ!って話ですが、実際安かった。

アルトエコはグレードがSとLの二つしかなくて、選ぶのに悩む必要がない。で、上のグレードでも諸経費込みで100万円を切る。モデルチェンジしたばかりなのに、アグレッシブに値下げしてくる。スズキさん、本気やでぇ~。

スペック面ではミライースの上から2番目のグレード、XがアルトエコのSの対抗なんだけど、実際の価格交渉ではミライースのもう一つ下のLグレードと戦える水準。うちのエリアではダイハツの値引きは渋かった。

もっとも、本命はアルトエコのほうだったのでお得感があって満足。

ミライースとの比較

乗員スペースの広さはミライースの方が上。

リアシートヘッドレストはミライースが全グレードで取り付け可能なのに対し、アルトエコ下位グレードは取り付け不可。

一方、ミライースにはスペアタイヤがない。メーカーオプションでスペアタイヤを選ぶと、3万円以上出費することになる。

ミライースタコメーターなし、アルトエコはあり。

速度計はミライースがデジタル、アルトエコはアナログ。

アルトエコが手元に来てから分かったいくつかのこと。

やっぱりタコメーターつきのアナログメーターはいい。

ミライースのデジタルメーターは先進的に見えるけど、速度表示の更新が1秒おきなので加速度が把握しにくい。エコドライブでは、20km/hまで5秒、目標巡航速度より5km下を狙ってコントロールするのだけど、デジタルメーターだとそれがやりにくい。慣れの問題だとは思うけど、慣れるまではストレスを感じるだろうと思った。また、ミライースにはないタコメーターの存在は大きい。自分のアクセルワークが車に与える負担が数値で分かる。車と対話する感覚が得られる。

リアシートにアシスタントグリップがない。

あちゃあ、って感じ。アシスタントグリップと言うのは、ドアの上にあるグリップのことで、走行中に体を支えたり、車に昇降する際にあるとすごく楽になるあれ。なるべく早く注文しようと思う。

オプションのAUX端子の位置があまり良くない。

MP3プレーヤーなどをつなぐためにオプションとしてつけたのだけど、端子の位置がグローブボックスの中で、端子を差すと車検証入れと干渉してしまう。スズキらしからぬ配置となってしまっている。これは改造できそうならやっちゃおうと思う。

フロアが結構ふにゃふにゃでマット必須。

フロアマットのフェルトが浮いている感じ。これがフロントもリアも。下に紙が引かれているような気配もあり、ずるずる滑る。そのためフロント、リアともフロアマットは必須。純正品は高いのでホームセンターで購入してきたじゅうたんタイプをひいたところ、問題は解消。アルトエコの床の形状は基本的に四角いので、市販品が結構しっくりはまるのがいい。リアのマットは、自分でカットするタイプのものを使うとぴったりにできる。

盗難防止警報装置の動作が秀逸。

キーレスエントリーでロックしたドアを、鍵を差し込んで開けるとこじ開けられたと判断してクラクションを鳴らすのが盗難防止警報装置。うちにあるほかの車の場合、キーで開けた瞬間にビービーなるのだけど、アルトエコの場合、開けるとまずハザードランプが点滅し、しばらくしてからクラクションを鳴らす仕様になっている。クラクションがなる前にエンジンをONの位置に持ってくるとクラクションは鳴らない。良くできていると思う。

航続可能距離が表示される。

距離計は、総走行距離、距離A・B、瞬間燃費、平均燃費、アイドリングストップ時間、アイドリングストップによる燃料節約量と、航続可能距離に切り替えることができる。・・・航続可能距離って電気自動車じゃあるまいし。

燃料タンクが小さいから、そこを気にする人が多いんだろうなと思う。日常的な使用では気にすることではないような気もするのだけど。

収納ポケットが多い。

ドリンクホルダー、こんなにいる?って感じ。フロントに2個、リアに2個、運転席のエアコン吹き出し口前にも一つ。・・・余るよなぁ。

収納ポケットはグローブボックスの上やハンドルの下にも。おかげでゴミ箱を置くスペースが見当たらない。

ボックスティッシュはグローブボックス内にも置けるけど、その上の収納ポケットにもいい感じに収まる。

ダッシュボードの色が明るめのブラウン。

それでいてフロントガラスに映り込まない。夏場の温度上昇が少し抑えられるのではないかと期待している。

かなり頻繁にエンジンを止める。

5秒以内に再始動しなきゃいけない状況ではマニュアルでOFFにするほうが省エネになるので、この点はちょっと気を使うかも。エンジンのかかりは早いのでアイドリングストップに気を使う必要がないのは気持ちがいい。

ちなみに、ミライースは意外とエンジンを止めない。試乗したときの条件がたまたま悪かったのかもしれないけど、減速中に止める事はなかった。数年前まではミライースが「止めすぎ」と言われていたのでその影響なのだろうか。現行車種は明らかに、アルトエコの方が頻繁に止める。減速中から積極的に止めてほしい自分としては、アルトエコの方が好み。

Aピラーの幅が広い。

とはいえ、ピラーの角度は寝ているので死角があまりないような感じがする。

ドアミラーが大きい。

普通乗用車よりも大きい感じ。見やすくていい。

結論

ええ車や。まだ十分乗り回してないけど、乗るのが楽しみ。目下、いろんなパーツを制作・取り付け中。

このアルトエコでリッター35km、ミライースのエンジンがモデルチェンジしたらどのくらい伸ばしてくるのか想像できない。